おじいさんと散歩のお話』  第五十七話

  • 2010.02.28 Sunday
  • 10:10
(・・・つづき)






『ティム・べヴァンの耕作』


彼らは、草原の小道を通って行きました、というのは、今となったは、あの男がどんなヤツなのかおじいちゃんは、知ったからです、


ドリーの家からできるだけ早く彼を移さないといけないと心配していたのです。


彼らは、ティム・べヴァンとその息子の若いティムのところにやってきました、

彼らは、忙しく農地を耕していました。


彼らに会っておじいちゃんは、以前にティムが一部屋空きがあり、人に貸したいといっていたことを思い出しました。


それは、ティムが一度家に立ち寄った時におじいちゃんの話しを聞き、彼の奥さんがその男を喜んで下宿させたいといっていました。


おじいちゃんは、その男にその家へ移って落ち着くように言い、男の子達は、喜んで案内しました、


ティムの奥さんが男の子達をとっても気に入ってくれていたからです。

 

(つづく・・・)ジョギング

おじいさんと散歩のお話』  第五十六話

  • 2010.02.26 Friday
  • 15:53
(・・・つづき)





『おじいちゃんのオフィス』


みんなでドリーさんの家にいた男のことを話しはじめました、

そして、ネッドがその男は、おじいちゃんのことを知っていたとこを思いだしていいました、

彼は、おじいちゃんのオフィスで事務員として働いていたことがあり、

名前をチャールズ・ラムと言っていたよ。

「なに!」

おじいちゃんは、ひじょうに驚いていいました。

「彼のことは、良くおぼえているよ、

やれやれ、私は、よくみんなに言っているように悪いことをした最初が肝心だと、


 この若者は、書類を入れておく書庫に、ある日、いくらかのお金をいれておいて、箱ごと盗みました、

そして、他の若い男に罪をかぶせたのです、その男は、罰せられました。

しかし、チャールズは、後になってそれは、彼がやったのだと告白したのだよ」



(つづく・・・)ジョギング

グランヴィル フラワーフェアリー

  • 2010.02.26 Friday
  • 14:51
読書今日は、とっても幻想的で美しいグランヴィルの花の妖精の本のご紹介です。
2冊セットで1849年パリ刊行 第一出版です。状態の良いものです。
フラワー・フェアリーの本の中でもシュールな場面や少々グロテスクな場面もありより幻想的です。

3月24日からの渋谷パルコの『ボタニカルアート展』に出品しますので、ぜひご覧になってください。1セット限定ですのでお早めににおこしいただく方が良いかもしれません。おはな






































おじいさんと散歩のお話』  第五十五話

  • 2010.02.26 Friday
  • 09:41
(・・・つづく)






『親切なおじいちゃん』


ハリーが、戻ってきました。


おじいちゃんは、キンギョたちが、新しいキンギョ鉢で無事なことを確認して、

彼らと森へ散歩しながらお話に行くことを引き受けてくれました。

とっても良い天気でした、

そして、おじいちゃんは、
明日ハトを買いにみんなをつれていってくれるといいました。





(つづき・・・)ジョギング

おじいさんと散歩のお話』  第五十四話

  • 2010.02.26 Friday
  • 09:17
(・・・つづき)







『若い泥棒』


ネッドは、どうしておじいちゃんが、そんなに彼らが鳥を捕るのに反対するのかたずねてみました。


おじいちゃんは、一度、木の上に登り、ひとつの巣を捕ったことがあるそうです、

その親の鳥の危機感と恐怖は、決して忘れられないものになったのだそうです。




(つづく・・・)ジョギング

おじいさんと散歩のお話』  第五十三話

  • 2010.02.25 Thursday
  • 14:14
(・・・つづき)





『おじいちゃんの休息』


おじいちゃんは、庭にあるお気に入りの木の下に犬のファイドと本をおともに休息しにいきました。

彼は、名前を呼ぶ大きな声におどろき顔を上げました。

それは、あのネコと悪い行いよりも何かもっとすごいことを想像させました。


それは、ただネッドでした。

叫びながらほどんど息を切らしながら走ってきました。

ファイドは、彼を歓迎して駆け寄っていきました、

でもネッドは、ファイドにかまっている時間がありませんでした、

そして、おじいちゃんのイスにすぐに近寄り、


「今度は、なにが起きたのかい?」と、おじいちゃんがいいました。


「オー、おじいちゃん」ネッドがついにいいだしました。


「おじいちゃん、ペット用のハトをおかあさんと私達とで飼ってもいいですか?」





(つづく・・・)ジョギング

『おじいさんと散歩のお話』  第五十二話

  • 2010.02.24 Wednesday
  • 09:03
(・・・つづき)





『野生のハト』


その足を折った男の回復がとっても良いことを聞いた帰り道に、

ネッドは、かわいい野生のハトのカップルが木の枝に座っているのを見ました。

「彼らを捕まえたいよ」とネッドがいいました。


「おじいちゃんがあんなに野生の鳥を捕まえることに厳しくなかったらいいのに、みんな男の子は、していることなのに」


と、歩きながら道端でお母さんを説得します。


でも、彼女は、ただ繰り返すばかりです。「説得は通用しませんよ、ネッドちゃん、

おじいちゃんに、わが子の一人でも、そんな考えをもっていることを知られたくないわ。

どうして、すでにペットになっている鳥を飼育しないのかしら、野生の鳥を飼育するのは、とっても難しいことは知っているでしょう」






(つづく・・・)ジョギング

『おじいさんと散歩のお話』  第五十一話

  • 2010.02.23 Tuesday
  • 08:21
(・・・つづく)







『ドーリーを訪ねて』


ハリーが彼のポニーで出かけている間に、ネッドがおかあさんとドーリーの家の男は、どうしているのかを聞きに行きました、


近くに行くと、老女がドアの前で糸を紡いでいました。



(つづく・・・)ジョギング

『おじいさんと散歩のお話』  第五十話

  • 2010.02.22 Monday
  • 09:10
(・・・つづき)






『恥知らずのネコ』


おじいちゃんは、びっくりして始めのうちは、なにが起きたのか分かりませんでした。

でもネコもびっくりしたのは、同じでした、そこで、あわてて逃げだしました、

そして、美しいキンギョ鉢を押して下に落とし、割ってしまいました。


キンギョは、ハリーによって拾い上げられました、ちょうど近くにいたのでした。

そして、大きなボールに水を入れて急場をしのぎました。

彼は、自分のポニーのジェリーを外に出し、キンギョ鉢を買うために一番近くの町へと走りました。


おじいちゃんは、とっても怒り、それから長い間、ネコが彼らの住むどの部屋にも入ることを許しませんでした、

だから、ネコは、下の階にいなくては、ならなくなったのです。




(つづく・・・)

姉のロンドンのショップ

  • 2010.02.21 Sunday
  • 09:45
女ロンドンで紳士服のテーラーをしている義理の姉夫婦のお店がニューブリーストリートにもブティックをオープンしました。

このあたりは、昔からテーラーが並ぶおしゃれな通りです。







見るURLボタニカルプリントシャツの新作です。華やかなシャツは、暗い冬でも人気とのことでした。


ニコニコショップのアドレスは:

Blaqua
9 Newburgh Street
London W1F 7RL

TEL:020 7434 3007

飛行機ロンドン旅行の際は、ぜひお立ち寄りくださ〜い。

『おじいさんと散歩のお話』  第四十九話

  • 2010.02.21 Sunday
  • 09:28
(・・・つづき)






『やっている最中に』


ネコ嬢は、カナリア殺しをゆるされていたかも知れません、

もしも彼女が、ただおとなしく、罪を反省して過ごしていたのなら。


ゲーティとジュリアは、彼女達の旅行のことだけを考えて忙しくしていたため、

悲しい出来事のことは、ほどんど忘れていました。


でも、ある日、おじいちゃんが、メイドの一人にキンギョ鉢をバルコニーの壁に運んでくるようにお願いしました、

キンギョ達も太陽を楽しむことができるかも知れないからです。


バカネコは、おじいちゃんがうたた寝をしているのを見ていました、

でもネコは、おじいちゃんの鼻からメガネがゆっくりと滑り落ちていくのを知りませんでした。


だからネコは、メガネが落ちて行く間、ゆっくりとそとそと忍び寄ってきました、


メガネが落ちた時におじいちゃんは、起きてネコを捕まえました、


それは、ちょうどキンギョ鉢に足を入れている最中だったのです。




(つづき・・・)ジョギング

『おじいさんと散歩のお話』  第四十八話

  • 2010.02.20 Saturday
  • 09:42
(・・・つづき)







『ジュリアへの手紙』


ネコにとって幸運なことに、ゲーティは、ジュリアの花植えのお手伝いをしなくてはいけなくなりました、

その花は、その朝、老女からいただいたものです。

彼女達が、忙しく働いている間に郵便配達がやってきました。

ジュリアは、駆け出して彼に手紙がきているか聞いてみました、

その時、とっても嬉しいことに一通の手紙が手渡されました。


それは、彼女とゲーティへの招待状で、おばさんと数日間を一緒に過ごすというものでした。


そこに行くのは、彼女達の大好きなことでした、
かわいそうな運命のカナリアのことは、その頃には、忘れられていたのでした。




(つづく・・・)

『おじいさんと散歩のお話』  第四十七話

  • 2010.02.19 Friday
  • 08:58
(・・・つづき)






『悪いアドバイス』


ゲーティが、ネコを殺させないようにしておくことは、おじいちゃんにとってとってもたいへんでした。


彼女は、お気に入りが亡くなってことにとっても怒っていました。


そして、同じ日の午後、ハリーが彼女にある提案をしました、

それは、バスケットにネコを入れて川岸まで運び、そこから投げ捨てるというものでした。

彼女は、ほとんどそのアドバイスにしたがう気になりました。


「ほら、見てみろよ、あのヘビ(裏切りものの意味)を」

とハリーが暖炉の近くにおとなしく寝ているネコに指をさしていいました。





(つづく・・・)ジョギング

『おじいさんと散歩のお話』  第四十六話

  • 2010.02.18 Thursday
  • 08:56
(・・・つづき)






『バカなネコ』


子供達がその男を泥棒と呼び、その足を折った泥棒が手当してもらった後、


子供達は、家に戻りました、

そこで初めて他の泥棒に気がついたのです。


ゲーティが彼女のカナリアを窓際にフックからはずしサイドテーブルに置いておきました。


”カナリアもおじいちゃんのお話を楽しむことができるように”と。


でも、ドリーが叫んだのでゲーティは、一番最初に駆け出しました、


みんなが部屋を後にした後に、バカなネコがそのおいしい御馳走を探し出すのに時間はかかりませんでした。


彼女がいつも欲しくってたまらなかったものがもう手の届くところにあったのです。


だれかが戻る前に、彼女は、それを殺してしまっていたのでした。





(つづく・・・)ジョギング

『おじいさんと散歩のお話』  第四十五話

  • 2010.02.17 Wednesday
  • 09:40
(・・・つづき)





『泥棒』


年よりのドーリーさんが裏の部屋の窓から外を見た時に、壁にりんごを盗んでいる男を見つけたからでした。

この木は、おじいちゃんのお気に入りの木で、とくに今年は、実がとっても少なかったのです。

ドーリーの大声で男を止めたのです、でも、彼女の恐怖の声でこの男は、バランスを崩し、果樹園に落ち、足を折りました。


ドーリーは、もちろん、そんな男をどうしたら良いのかわからずにいました。

でも少年達がお医者様を呼んできて、おじいちゃんがドーリーの家に部屋よ用意するように命じました、

ドーリーは、一部始終を気にいりませんでした。





(つづく・・・)ジョギング

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