『ディックおじさんのお話』 第6話

  • 2010.06.30 Wednesday
  • 09:52
(第6話のつづき)





『ディックおじさんのお話』 第6話

タイトル『THE PRESS-GANG(海軍へと誘拐し船へ拉致する集団)』


私たちは、小さな宿まで行きました。

その後に、ジョンは、馬をつなぎに行きました、彼は、お別れの前にキッチンで夕食をとるように誘ってくれました。

その宿は、町からすこし距離のあるところにありました、そして未亡人のおばあさんがやっていました。

私たちがやっと夕食を終えると、若い娘が走って入ってくるなり、叫びました、

「おぉ、プレスギャング、プレスギャング(当時人員不足を補うためにイギリス海軍に強制的に拉致する人達)!」


(第7話へつづく・・・)ジョギング

『ディックおじさんのお話』 第5話

  • 2010.06.29 Tuesday
  • 09:51
(第4話のつづき)




『ディックおじさんのお話』 第5話

タイトル『港へ到着』


時々、彼は、歌を歌うか、息子に歌を歌わせました、私は、ジョン・テンチと息子以上のうまい歌い手は、他に知りません。

「私と彼らは、この束の間の夏の暖かい日の旅が、長い旅になることを想像すらしていませんでした。


一昼夜と半日で港に到着しました、その頃には、ジョンは、わたしのことについてすべてではないにしろ分かりました。


最初にうちは、彼は、家に戻るように私を説得にかかりました、でも、私の固い決意に、彼は、親切にもある友人達に少年の助手を必要としている人は、いないか訊いてくれました。




(第6話へつづく・・・)ジョギング

『ディックおじさんのお話』 第4話

  • 2010.06.28 Monday
  • 09:41
(第3話のつづき)







『ディックおじさんのお話』 第4話

タイトル『ジョン・テンチの幌馬車』

「彼女に感謝しました。そして、ご主人の反対もなく6歳になる息子さんのリトル・ジャックとともに荷馬車に乗りこみました。

彼のお父さんが前の席を陣取り、わたしたちの間を割って座りました、

親切なその女性は、お別れをいいに追ってきました、そして私たちの旅の安全を祈ってくれました。

ジョン・テンチ、その荷馬車の持ち主です、彼は、とっても親切な男で良い相棒でした。私が証明しましょう。

彼は、道中問題の個所を教えてくれ、私は、そこをうまく通過するこの見届けるのが好きでした。


(第5話へつづく・・・)ジョギング

『ディックおじさんのお話』 第3話

  • 2010.06.27 Sunday
  • 17:29
(第2話のつづき)




第3話
タイトル『DICK'S POSSESSIONS - デックの所有物』

私は、一枚のきれいなシャツと一足の靴下以外は、何も持たずに出てきたんです。
私の聖書とお祈りの本をハンカチでくくりつけて。
だから、軽快に歩き続けることができたんです。

私は、何マイルもの道のりを行きました、そして小さな宿屋にさしかかると、喉の渇きを感じ、お水をもらいに立ち寄りました。
水を運んできてくれた、そこの若いご婦人は、私がどんなに赤い顔で疲れきっているのを見ると、中に入ってくるように言い、ミルクのカップとパンとチーズを差し出してくれました。

そして、わたしが先を急いでいることに気になっていると聞き、30分後に戻るご主人と幼い息子さんが馬車で私を岬の町へと連れていってくれると言うのです。
彼らは、ちょうど昨日、船で到着した荷物を取りに行くところだったのです。


(第4話につづく・・・・)ジョギング

『ディックおじさんのお話』 第2話

  • 2010.06.26 Saturday
  • 17:25
(第1話のつづき)


第2話  タイトル『THE LITTLE RUNAWAY - 小さな逃亡』

「そうして、その通りだったんだよ、きみ」
とリチャードおじさんは、答えました。

「でも、実際は、選択の余地はなかったんだよ、どうして海に行ったのかの理由も、私が生涯船乗り稼業を通したことにも、

まぁ、きみもわかると思うが、家出した時の気持は、十分気が重くのしかかっていました、そして、南に向かって歩いていました、
そうしたら大きなどこかの町にたどり着くとしか思っていませんでした、そこでは、仕事が見つからないかも知れない、でも知人から隠れることはできると。

いつかは古巣に戻るつもりでいたんですよ、そして特に母のもとには、

でも、その時点では、私の心配はいかに家から離れたところに逃げるかだけでした。






(第3話につづく・・・)ジョギング

新シリーズスタート『ディックおじさんのお話』 第1話

  • 2010.06.25 Friday
  • 17:22



第1話
タイトル『UNCLE DICK'S STORY - ディック(リチャード)おじさんの物語』



ジョージ・カップルズ夫人著 1879年ロンドン刊行



「おじさん」と、幼いエドモンド・ダーリーが彼のディック(リチャード)おじさんにいいました。

「おじさんが初めて海にでた時のことをおしえてよ」

「初めての海、おぅ!」

キャプテン・ダーリーが笑いながらいいました。
「あぁ、それは、だいぶ昔のことなので、頭のなかの古い記憶の箱から流れだしていやしないか  心配です、そして記憶の中身が空っぽになってしまってはいないかと」

「お父さんがいいましたよ、おじさんは、家出をしたんだと、そして彼らが聞いた時には、おじさんは海にいると、でも、お父さんは、なぜそうしたかは、話してはくれなかったんです。
とくに海に興味があったわけではなく、むしろ兵士になると想像していたと」



(第2話につづく・・・)ジョギング

肖像画

  • 2010.06.24 Thursday
  • 22:17
女銅版画の美しさは、肖像画に現れると思いませんか?肖像画の中でもお気に入りのものをご紹介します。



こちらは、ヘンリー8世の娘、エリザベス後のエリザベス女王1世(1533年〜1603年)です。



こちらは、愛称ネル(エレナ)・グィンです。(1650年〜1687年)
彼女は、劇場でオレンジ売り(兼娼婦)の後、女優になり、国王チャールズ2世の愛人になりました。美女の中の美女ですね〜。



こちらは、JEMIMA COUNTESS OF SANDWICHです。
あのパンサンドイッチ伯爵とは、全く関係ありません。

メールピンクお探しの肖像画がございましたらお気軽にお問い合わせください。

『パリのエレガントな生活』

  • 2010.06.24 Thursday
  • 12:30
読書今日ご紹介する本は、『ミュゼ・ガラント - おしゃれな博物館』
1900年代パリ刊行

1800年代の博物画を集めためずらしい本です。図譜は、オフセット印刷ですが見ごたえあります。

黒、赤、緑とまるでTOILE DE JOUY (フランスの北部の町Jouy-en-Josas発祥で銅版画を1色でパターン化した生地)の原画のようです。

大型サイズの図譜90枚入りです。


エレガントな生活ですね〜。ラッキー





















『フラワー ベイビーズ ブック』 最終回

  • 2010.06.24 Thursday
  • 11:51
(・・・つづき)

いよいよ今回最終回ですポッ





MISTLETOE(ミスルトゥ) -  ヤドリギ


クリスマスのヤドリギの喝采とクリスマスの愛には、メッセージがあります

それが、ベリー色と雪のような白の時

クリスマスの時上に下げてください


トリックであなたの愛を捕まえてください

キスをつかんでください

彼らは、あなたのものです


そして小枝をまとってください

セントニコラス(サンタクローズ)が

クリスマスの時にあなたを忘れないように





女皆様、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

私のつたない翻訳にさぞやいらいらさせてしまったと思います。

著者の目的である、各花に込められた精霊たちからのメッセージを受け取ることができましたでしょうか?

クローバーこちらのフラワーベイビーシリーズのイラストをご希望の方は、販売しています。

初版版イラスト(カラー印刷)の各サイズは、縦約12?×横約11?です。季節ごとに額装してもかわいいですね。





読書明日からは、新シリーズ『デックおじさん(リチャード)の物語』1880年ロンドン刊行
が始まりま〜す。ジョギング





こちらは、以前にブログでも連載した『おじいちゃんと散歩の物語』の作者、ジョージ・カップルズ夫人の人気シリーズです。

時代背景や庶民の暮らし、イギリス人の生活観など興味ある感動の内容です。

では、毎日お楽しみに〜ラブラブ

美しい果実の本

  • 2010.06.23 Wednesday
  • 14:15
読書今日は、本物のような質感の美しい果実の図譜の入った本のご紹介です。













1898年のパリで刊行された『果実の庭園の美術館』という本です。
図譜は、手彩色の石版画です。各種リンゴやナシ、イチなどが満載です。

比較的大型の図譜がよりリアルな質感をだしています。

私の好きなイギリスのお菓子

  • 2010.06.23 Wednesday
  • 14:07
ホットコーヒー今日は、毎年イギリスの義父母からごっそりといただいている、イギリスのお菓子のご紹介です。でも上品なものでなくジャンクですが失礼します〜。




こちらは、JULIAN GRAVES で販売しているものです。
ココナツ味のマッシュルーム型のお菓子きのこレッドやバナナの形のマシュマロのようなキャンディー、ショウガを角切りにして砂糖づけに乾燥したクリスタライズド・ジンジャーなどでどれもイギリスで長〜く愛されているお菓子です。
他には、整腸作用のあるリクリッシュ(従来のリクリッシュ特有ののキョーレツなお味はなくとってもおいしいです)などです。




こちらは、キャドベリー社のものです。チョコバーやお粉をディップしながらなめるキャンディーバー入りのものなどです。オーストラリアやニュージーランド製の輸入品が日本でも入手できます。

女どれもいつもプログを書きながら食べています〜。

『フラワー ベイビーズ ブック』 第60話

  • 2010.06.23 Wednesday
  • 10:49
(・・・つづき)





HOLLY(ホリー) - 西洋ヒイラギ


夏の間中、その花は、眠っています

雪のニース・ケワタガモの綿毛のブランケットの中で

そして、明るい炉床には、クリスマスファイアーが飛んでいます

ホリ―があらわれる時すべてが燃えています



彼は、サンタクロスからの妖精です

赤いほっぺたで愉快です

少年、少女からのご挨拶とともに

”それはバカなこと”とホリ―は、笑います”憂鬱になるなんて”

”陽気にね、そしてクリスマスを楽しんでね!”







(次回の最終回へとつづく)GO!

『フラワー ベイビーズ ブック』 第59話

  • 2010.06.22 Tuesday
  • 15:48
(・・・つづき)





CHRYSANTHEMUM(クリサンサマム) - 菊


クリサンサマムを歓迎してください

とっても遠い国、日本からはるばる来たのです

陽気にダンスして海を渡ってきました

波にフリンジを浮かばせながら


”王女”の庭で、彼女は育ち

彼女は、そこを去りました

あなたと住むために

だから、彼女に日の当たるお家を差し上げてください

そして、お父さん、彼女は、ぜったいにふらふら歩き回ったりしましませんよ



(つづく・・・)GO!

『フラワー ベイビーズ ブック』 第58話

  • 2010.06.21 Monday
  • 15:47
(・・・つづき)





WANDERING JEW (ワンダリングジュー)- シマフムラサキツユクサ


私は、生まれ故郷から流浪してきました

故郷のブラジルのジャングルを去りました

地球上を上がったり下がったりうろうろしました

そして、又あちこちに行くことでしょう


私は、丈夫な庭のブドウの木です

又は、水で育ちます

どこでも私の葉は、輝きます

銀霜で覆われ、すべて燃え上がっています。


桜このワンダリングジュー(さ迷うユダヤ人)は、北米とメキシコが原産です。


(つづく・・・)GO!

『フラワー ベイビーズ ブック』 第57話

  • 2010.06.20 Sunday
  • 15:45
(・・・つづき)





SUNFLOWER (サンフラワー)- ヒマワリ


私は、すべての花の中で最も陽気な花であり

そして、丈夫にまっすぐに高く育ち

そして、いつも太陽のような輝いた顔なので

あなたは、かならず私にお庭にスペースをくださいます


私をおそばに置くことは、価値あることです

毎年、黄色の鳥を見るため

それは、秋には、南に飛び立ちます

私と食事したり、呼ぶために立ち止まります


(つづく・・・)GO!

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