William Brereton ウィリアム・ブレアトン

  • 2010.10.31 Sunday
  • 09:38
見る古い銅版画の肖像画の解説です。

今日は、男性男です。
こちらでご紹介している肖像画も販売していますのでご希望の方は、御連絡ください。




ウィリアム・ブレアトン
William Brereton (1751年-1787年)

英国の俳優兼コメディアンでした。

彼は、大根役者で有名でした、しばしは、お酒の飲みすぎでの演技でセリフを忘れ舞台を台無しにしました。

アルコール中毒と精神病とで彼の俳優としてのキャリアを早くに終えてしまいました。

36歳になったとき、ホックストン精神病院にて死亡しました〜。

Olivia Serres オリヴィア・セレス

  • 2010.10.30 Saturday
  • 09:25
今日も続けて肖像画に描かれた女性の生涯についてのご紹介です。

一般に肖像画は、王室の方々や貴族やお金持ちなどが多いのですが、まれに同時のゴシップを賑わした一般人もいます。

銅版画の中の女性女の生涯も興味深いですね。




オリヴィア・セレス
(1772年-1834年)は、イギリスの詐欺師でした。

ペンキ屋の娘、オリヴィアは1791年に王家の専属の画家ジョン・トマス・セールと結婚しました。

そのうちにイギリスの名門貴族たちと交流を始めました。

彼女の結婚が破綻と借金地獄モゴモゴの末に終わった時、オリヴィアは、自らを

カンバーランドのオリーブ王女(王の兄弟の娘)であることを主張する手紙を書き、
キング・ジョージ3世に送りました。

1820年から1822年まで、オリヴィアは、自分の借金をカバーするために偽造した書類を使用して、ロンドンで贅沢三昧の生活を送りました。

しかし1822年には、逮捕され、負債者専門の牢獄に投獄されました。
長年の獄中生活に疲れきり、1834年に栄養失調で獄中にて死亡しました。困惑




Martha Ray マーサ・レイ

  • 2010.10.29 Friday
  • 16:54
昨日までの梅が丘での展示会に多くの皆様のご来店をいただきまして誠にありがとうございました。ラッキー
雰囲気の良い空間とオーナー様楽しいのお人柄でアンティーク版画の魅力が倍増しました。

又、次回もこちらの場所でボタニカルアート展ができたらと思っています。
今回おこしでなかった方もぜひ次回の開催の際は、遊びにきてくださ〜い。


見るさて今日は、素敵な肖像画から変わった経歴の女性をご紹介します。



Martha Ray
マーサ・レイ (1742年–1779年)
イギリスの歌手兼女優。その知的な美貌ゆえ17歳で政府要人アール・オブ・サンドイッチ(ジョン・モンタギュー伯爵)の愛人になりロンドンで彼との生活を始めました。


ジョン・モンタギュー伯爵

彼は、ロンドンの劇場での彼女の活躍を支援しました。
また、彼女は彼との間に5人の子どもを産みました。
1778年に、彼女はノイローゼ(精神病)の兵士ジェームズ・ハックマンに出会いました。
たちまち彼は、彼女に恋に落ちました。
数回にわたり結婚を申し込みました。彼女に夢中になったハックマンは、ストーカー行為を始めます。

1779年4月7日に、ハックマンは、コベント・ガーデンの劇場まで彼女を追跡し、自ら自殺しようとする直前にピストルで彼女の頭を撃ちぬきました。

彼は殺人で捕らえられ裁判になりました。その後2週間後には、タイバーンにて首吊処刑されてしまいました。


見るこちらの銅版画に描かれた彼女の肖像画の下部には、このコベント・ガーデンでの悲劇の殺人事件が描かれています。


美貌ゆえに命を落とした悲運の女優マーサ・レイの物語でした。どなたか書斎の壁に飾って彼女を供養してあげてください冷や汗

本日最終日です。

  • 2010.10.28 Thursday
  • 09:12
女今日は、久々に朝から雨となりました。急に冬の感じがします。

いよいよ「パンの笛」での展示会も最終日となりました。いままで「ボタニカルアート」や博物画を目にしたことのないお客様も多く来店いただきまして、少しでも普及ができたと嬉しく思います。



11月4日(木)〜11月12日(金)は、茨城県つくば市「ぎゃらりーなが屋門」

近日詳細UP予定next桜アートグループ展」(仮題)にボタニカル・アートコーナーとして少し出展します。
お近くの方は、ぜひお出かけください〜!

「ぎゃらりーなが屋門」つくば市吉瀬1679
 ?029−828−4399

『フローラの神殿』

  • 2010.10.27 Wednesday
  • 09:11
女今日ご紹介のすばらしい図譜は、言わずと知れたロバート・ジョン・ソーントン「フローラの神殿」第二版 くじ版 です。

同時の最高技術を結集したアクアチント、メゾチントなどの銅版画を駆使した第一版にも劣らない縮小版です。

当時の国家予算級の私財を投じたソーントンの熱意が伝わります。
ラブラブ美しい〜〜!



内表紙のタイトルページの銅版画も緻密で見事です。

展示会の経過

  • 2010.10.26 Tuesday
  • 08:43
おはな現在、梅が丘で開催中の展示会に皆様おこしいただきまして誠にありがとうございます。

私の担当は、ボタニカル・博物画ですが・・・。

今日は、コラボ企画の「手縫い革展」についてのご報告です。

バックやお財布、名刺入れなどは、定番商品で良く売れるのですが、今回好評なのは、以外に一枚革の「カジュアル・リング」グッドです。



こちらは、男性用です。


金属アレルギーの方以外でも、はめていることを忘れるくらいに指にフィットし使用感なしです。

しかも何百円には見えない高級感?は、うれしいですね〜。

カジュアルなジーンズにも合い好評です。すべてオーダーメードで来店されてから数分で作ってくださいます。

「手縫い革展」もぜひご覧になってください。

『タスマニア人の友人と敵』

  • 2010.10.25 Monday
  • 08:59
女今日ご紹介する本は、可憐なボタニカルプリントでファンの多い女流植物画家トワムリーのめずらしい本です。





ルイザ・アンヌ・トワムリー
1812年、英国バーミンガムに生まれたルィーザは、母親によって教育され、自立した女性に育てられ、革新政党であるチャーチスト党を支持するいくつかの新聞記事を公表しました。彼女十代で卓越した詩人、作家、植物学者で芸術家でした。彼女の処女作「詩集」1835年刊行には、彼女のデザインした銅版画の図譜が記載されました。他に彼女の刊行本には、「自然のロマンス」(1835年)、「野草」(1839年)、「花の宝石」(1839年)があります。その2冊中でも人気の高い花言葉の本に登場する彼女の花束調でセンチメンタルな詩的図譜が記載されています。

1839年ジョージ・メレディスと結婚後に、夫婦で当時まだ未開の英国植民地オーストラリアへと移住しました。 ルィーザは、植民地の生命体についての観察や、および田舎の植物や動物に関する研究に変わって、書き記述しスケッチを継続しました。彼女は、「ニューサウスウェールズの記述およびスケッチ」(1844年)を刊行しました。それは、彼女の率直なコメントにシドニーでは、批評家たちを怒らせましたが、本は広く読まれました。「タスマニアの友達および敵対者」(1880年)、「タスマニアの田舎の友達」(1891年)には、その地域の植物や動物達を自ら描いた色付き図譜が記載されています。 彼女は、タスマニアで家族を育てながら、7冊の詩集や数巻の日記や小説を出版しました。彼女の野草の図譜は、オーストラリアと英国の展示で賞を受賞しています。

こちらは、上記の「タスマニアの友人と敵対者」1880年ロンドン刊行です。
結婚後ルィーザ・メレディスになってからの書ですのでメレディス著になっています。

















ポンペイの壁画のイラスト

  • 2010.10.24 Sunday
  • 08:49
女今日ご紹介するたいへんめずらしい本は、『ボンペイの最新発掘イラスト』です。

79年のヴェスヴィオ火山噴火による火山灰で地中に埋もれたポンペイが、18世紀に発掘が開始され。100年間をかけて全容が明らかにされました。
その都度、最新の記録が本になり刊行されました。

こちらは、1874年-1881年にドイツ人エミール・プレスンがポンペイを訪れ、再発掘、再発見したものを銅版画で描いています。

こちらで紹介してザーンの発掘記録よりも後に再発掘したもので壁画だけでなく有名なポンペイ市民の死体や市民の家の中の壁画やお店の看板など生活感に溢れています。



















昨夜は、楽しかったです〜。

  • 2010.10.23 Saturday
  • 09:08
昨日から始まりました、『ボタニカル・アート展』の写真です。少し曇り曇ってきて肌寒い中、皆様にお越しいただきまして誠にありがとうございました〜。
期間中、コーヒー、紅茶、フレーバーティ、ジュース、ワインとなんでもおっしゃってください。私がすぐに用意させていただきます〜。


家旧欧風レストランだけあって、まるでイギリスのコテージの中のような雰囲気です。













アッシュ・グローヴさんのアイリッシュ・ミュージックの生演奏カラオケでした。
めずらしい楽器のご紹介コーナーもあり、拍手楽しかったです。
ありがとうございました〜。




ラッキー週末も皆様遊びにきてください〜。

展示会の初日です。

  • 2010.10.22 Friday
  • 09:15
女こんにちは〜。

晴れお天気も良くなりました。

今日から展示会がスタートします。

今回は、こちらの場所で初のボタニカル展ですので初心者の方向けの展示です。

でももちろんコレクター様もぜひぜひ。読書古書もありますので。

いろいろとお求めやすい価格帯のものから出展していますので、お立ち寄りください。

今日4:00からライブカラオケがありますので少し前から一部商品を撤収します。もし、じっくりと商品をご覧になりたい方は、申し訳ありません又別の日もおこしください。ラッキー

明日から展示会です。

  • 2010.10.21 Thursday
  • 08:54
女今日は、雨ですね〜。でも、都心はすがすがしい空気になりました。

さて、いよいよ明日から梅が丘での展示会が始まります。

今日は、展示作業です。会場となる「パンの笛」とは、梅が丘駅前ロータリーの目の前にあります。

欧風レストランだったところで、前年ですが3年前にオーナー様の諸事情から閉店されたそうです。
今でも、皆様から「オムライスがおいしかった〜」などお声があるそうです。

店内では、マスターのおいしいホットコーヒーコーヒーや紅茶をいただくことができます。

今回の展示会は、どうぞ気軽にゆっくりとお茶を飲みながらボタニカル桜の観賞をお楽しみください。







コラボ展示の手縫いの革製品が並んでいます。





まだまだ展示途中でごちゃごちゃですが、明日には、見やすくしますね。

明日午後4:00〜は、アイリッシュ音楽カラオケの生演奏があります。
マスターの特製サングリアビールも用意しているそうです。

お近くの方は、ぜひお立ちよりくださ〜い!

『動物王国 - 鳥類編』

  • 2010.10.20 Wednesday
  • 21:51
女今日は、鳥類の美しい彩色の本のご紹介です。

ジョルジョ・キュヴィエ、グリフィス・エドワード、チャールズ・ハミルトン・スミス他著



Jean Léopold Nicolas Frédéric Cuvier (1769年–1832年)
フランスの自然科学者で動物学者、同じく博物学者フレドリック・キュヴィエの兄

ジョルジョ・キュヴィエ伯爵のイギリス版として初めてロンドンで英語版として刊行されました。鳥鳥類は、こちらの全3巻です。
このシリーズには、他に魚魚類、動物類もございます。

1829年ロンドン、G・B・ウィッティカ社刊行 銅版手彩色




























ルドゥーテ 『ユリ科植物図譜』

  • 2010.10.19 Tuesday
  • 09:28
女今日もルドゥーテの商品のご紹介です。
『バラ図譜』ばかりが目立つルドゥーテですが、可憐なユリ科の植物も素敵ですね。

植物を愛するナポレオン王妃ジョゼフィーヌの援助にできたこの素晴らしい書は、メルメゾン宮殿の植物園で栽培された珍種が多く含まれています。

すべてがユリ科ではないそうですが。

このような大型の図鑑は、途方もない価格で、一般市民が購入できるようなものでなく、各国の貴族や商人や高級官史などであったようです。

こちらの『ユリ科植物図譜』は、ナポレオンと王妃ジョゼフィーヌが大量に購入し各国の有力者へプレゼントしたそうです。



桜『ユリ科植物図譜』  P=J・ルドゥーテ 1802年パリ刊行
多色点刻銅版画手彩色  Fritillaria Latifolia,   Allium Nigrum  





ラッキーこれらの商品は、今週22日(金)からの世田谷梅が丘でのURLnext 『ボタニカル・アート展』にも展示しますので皆様ご覧になってください。

ルドゥーテ 『美花選』

  • 2010.10.18 Monday
  • 09:23
女今日は、久々の商品のご紹介です。
ルゥーテのバラ以外の図譜は、ありますか?とのお問い合わせも良くあります。
そこで、こんようなアマリリスは、いかがでしょうか?






『美花選』  P=J・ルドゥーテ 1827年-33年 パリ刊行
多色点刻銅版画手彩色 アマリリス

ルドゥーテの最晩年の作品で集大成です。それまに描いてきたすべての花と新しい花についての一番美しいとされる花を厳選しています。

『小さなバレリーナ』 第60話 最終回

  • 2010.10.17 Sunday
  • 09:50


(59話のつづき)





60話  最終回  64p

彼らは、その後、カーゾン夫妻に振り向くと、長旅の間中、お世話下さったことに感謝を述べました、そして、ナンテに近い彼らのお城へご招待しました。

この親切な友人は、すすんで応じて、エステルのすべらしい家でとっても楽しいひと時を過ごしました、そして、彼らが去る時には、価値ある贈り物をスタンホープ夫妻と家族へ渡しました。

あの長い別れの後にもう一度、安全な幸せな家で彼女を最高に愛する人々とともに過ごす、私達の小さなお友達にここで、さよならをしましょう。


終わり




女皆様、長い間このエステルの物語をお読みいただきましてありがとうございました。

いかかでしたか? なんとこの物語は、『1875年真実に基づいたお話』とあります。家政婦による拉致、ヨーロッパからジャマイカへの船旅と想像を絶する内容でした〜。


では、又のイギリスの古いお話をお楽しみに!!

どんな本読書をご紹介しようかしら?現在、迷い中です。ポロリ




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