パッション - キリストの受難  2

  • 2011.07.31 Sunday
  • 11:22







ヘデロの前のキリスト


イエスは、イスカリオテのユダの裏切りにあって、イエスが祈りに行かれたゲッセマネの園で捉えられてしまいました。

パッション - キリストの受難  1

  • 2011.07.30 Saturday
  • 10:32






ジャン・ホルベインの銅版画で1786年に刊行された"LA PASSION DE NOTRE SEIGNEUR"です


この中のみごとな銅版画「キリストの受難」はイエスキリストの生涯最後の12のテーマを鮮明に描いたものです。 

約2000年前のキリストの生涯の最後の場面です。
弟子たちとの最後の晩餐を描いています。





キリストの受難とは

紀元後30年頃、ローマ帝国の属州パレスチナで、ナザレのイエスという名の、いわれも知れぬユダヤ人大工が、公の場で教えを説くようになり、「神の国」の到来を宣べ伝え始めました。
何世紀もの間、ユダヤ教の人々は、救世主として知られる、約束された救い主の現われを待ち望んでいました。
救世主であるメシアとは、彼らの過去の尊厳を復興し、すべての悪と絶望から自分達の神聖な故国を解放する人のことです。
多くの人々の心には、イエスが、この救世主であるように見えました。
12人の弟子という中心的グループによって囲まれて、イエスは、ガリラヤとユダヤの民衆の中から多くの信奉者を引きつけ始めました。
彼らはやがてイエスを自分達のメシアそして王として賞賛しました。
しかしながら、イエスには、またエルサレムに多くの敵がいました。
サンへドリン(主要なユダヤ人の聖職者およびファリサイ人から構成された最高法院)は、イエスを殺すことをたくらみました。

イスカリオテのユダ(イエスの12人の弟子の一人)の援助で、サンへドリンはイエスの逮捕に成功し、ローマ帝国に対する根拠のない反逆の罪についてローマ人の世俗的な権力に彼を渡しました。
イエスは彼の王国が天上に属する霊的な御国であると一貫して主張しましたが、暴動の可能性に直面したローマ皇帝の代官ポンショピラトは、イエスを町の外に連れて行き、犯罪人として十字架につけるように命令しました。


弟子たちとの最後の晩餐の後にイエスは、イスカリオテのユダの裏切りにあって、もうすぐ園で捉えられ、パリサイ人のリーダーたちが、神を冒涜したかどでイエスに対決するためにエルサレムに連れ戻られます。
イエスは宗教家リーダーたちによって、死刑の判決を受けます。

その後、イエス・キリストはローマからのパレスチナ総督だったピラトの前に連れ出されます。
ピラトがイエスを十字架につけるか釈放するかの実際の権力を持っていたのです。このとき、ピラトの政治生命は危機にさらされていたので、彼はこれ以上の面倒を起こしたくはありませんでした。宗教家のリーダーたちにキリストを十字架にかけることを禁じれば、かなりの面倒を起こす可能性がありました。ピラトはヘロデ王にその決定を任せました。
しかしながら、ヘロデ王はイエスをピラトに戻し、ピラトはイエスを釈放するか、犯罪者のバラバを釈放するかの選択を群衆に与えたのでした。

イエスは、ローマ兵に引き渡されひどく痛めつけらて、またキリストの受難は続きます。そののちイエスはピラトのもとに返され、ピラトはもうこれで十分だろうとかれを群集の前に連れて来ますが、群集は満足しませんでした。
ピラトは板ばさみになって、手を洗い、部下にイエスを群集の言うとおりにするよう命じます。

イエスはかれの受けるべき十字架を示され、ゴルゴダの丘までエルサレムの街道を抜けてその十字架を運ぶようにと命令されます。
イエスはそこで十字架に釘付けにされ、この世の罪の身代わりとなられた為、天の父は彼から顔をそむけられ、何時間もの拷問のあと、イエスは“全てが完了した”また“父よ我が霊をみ手に委ねます”と大声で叫ばれた。

イエスの死の瞬間、大きな地震が起こり、厚い神殿の垂れ幕が上から下へと裂け、地は3時間ほど暗闇に包まれます。

3日の後、イエス・キリストは死からよみがえり、罪と死に打ち勝って、人類が父なる神と和解する唯一の道を提供しました。


神は人類を完全に罪から贖い出すには、一つの方法しかないことを御存知でした。その方法とは、御自分の御子、イエス・キリストがこの地上で罪のない生涯を送り、人類の罪のためにたった一度の贖いの供え物として十字架で死ぬ為に地上に来られることでした。

不思議の国のアリス

  • 2011.07.29 Friday
  • 08:52


『不思議の国のアリス』の商品ページができました。

様々なイラストレーターが描いているのですね〜。

きっとお気に入りのアリスが見つかると思います。

これから少しずつ商品が増える予定です。

不思議の国のアリス 18

  • 2011.07.28 Thursday
  • 09:58






ルイス・キャロル著
2004年ロンドン刊行

こちらのイラストレーターは、アイリーン・マーベル・ネイバー・クロークです。

Irene Mabel Neighbour Cloke(1904年-1995年)
イギリス、プリマス生まれました。
リーン・クロークの名で活躍したイラストレーターです。
絵葉書に妖精や動物画を描いたり1970年代から1995年に亡くなるまで有名な絵本の挿絵を描きました。

不思議の国のアリス 17

  • 2011.07.27 Wednesday
  • 09:33







1988年ロンドン刊行の『不思議の国のアリス』です。
イラストレーターは、児童書の作家としても有名なアンソニー・ブラウンです。




Anthony Edward Tudor Browne
(1946年-現在も活躍中)
イギリス人作家で絵本のイラストレーター
約40冊の本を描いている
イギリスで数々の賞を受賞している
現在もイギリス在住

不思議の国のアリス 16

  • 2011.07.26 Tuesday
  • 09:36






この『不思議の国のアリス』は、1989年に初版が刊行されてから何度も重版され1996年にイギリスで再版されました。

イラストレーターは、ピーター・ウィーヴァーズです

彼は、フランス在住のイギリス人画家でコンピューターグラフィックスや子供の絵本の挿絵などを描いています

不思議の国のアリス 15

  • 2011.07.25 Monday
  • 09:40
まだまだ『不思議の国のアリス』シリーズは続きます・・・

いろいろなイラストレーターが描いていますね〜。

1933年ロンドン刊行です

今回のイラストは、ジョン・モートン・セールです。

John Morton Sale (1901年-1990年)
彼は、ロンドンで活躍した画家でありイラストレーターでした。

この本のイラストと1930年代から40年代の刑事ものの刊行物の装丁で有名でした

1924年に同じ学校の生徒だったイゾベルとの結婚後、共に児童書やファンタジー・ブック専門のイラストレーターとして活躍しました

作品には、 メーリ・グリグスの"The Yellow Cat" (1936年刊行) 、エレノア・ファ−ジョンの"Martin Pippin in the Daisy Field "(1937年刊行)、"Cherrystones" (1942年刊行)、 "The Mulberry Bush" (1945年刊行)、"The Starry Floor" (1949年刊行)
など多数あります







古い切手

  • 2011.07.24 Sunday
  • 10:36


古いエリザベス女王の記念切手がでてきました

同じシリーズに並べて小さな額に入れてみました

古い切手のデザインは緻密で素敵です

次回の展示会のお知らせです 1

  • 2011.07.23 Saturday
  • 09:52



高知県のギャラリーぼたにかさんで展示販売会を開催しま〜す!!

(以下、ギャラリーぼたにかさんのサイトからです)

葉月の古書展〜図入り洋書とアンティーク絵本の楽しみ
2011.7.30(土)〜8.21(日)


アンティーク絵本 
初版以来お馴染みのテニエル挿絵の『不思議の国のアリス』をはじめ、いろいろな異なる挿絵画家のアリス、ケイト・グリーナウェイの初版本他。
『鏡の国のアリス』、『フラワーフェアリー』、『クマのプーさん』などの額装図版。

18〜20世紀前半の図入り洋書
博物、植物、歴史、アート、ファッションなどさまざまな分野。

◆販売します。

会場へのアクセスはこちらですURLnext

お近くの方は、ぜひご高覧ください。

不思議の国のアリス 14

  • 2011.07.22 Friday
  • 09:07








ルイス・キャロル著 1961年 アメリカ ニューヨーク刊行
ジョン・テニエル&ダニエル・E・コーク イラスト画入 

ダニエル・E・コークは、1950年代頃から活躍していた絵本作家でイラストレーターです
著書には、ロビン・フッドや宝島などがあります

肖像画

  • 2011.07.21 Thursday
  • 12:26
この美しい肖像画の美女は、エリザベス・ウッドヴィル、イギリスのエドワード4世の王女様です
まるでハリウッド女優のようなお顔です

現在のロイヤルファミリーと比較しても銅版画の時代はよかったですね〜。


靴のデザイン

  • 2011.07.20 Wednesday
  • 21:32
博物画の中から






イギリスの14世紀末のファッション画にこのような靴をはいた人々が登場しています

時期は、リチャード三世の時代です

紳士のタイツは、靴とつながっていて素材は、綿や毛でできています。

当時の流行最先端のファッションだったに違いありません

メドューサ

  • 2011.07.18 Monday
  • 08:11
めずらしい博物画の図譜から





その昔、クラゲをメドューサと呼んでいました。

ギリシャ神話の神様の名前です

海面に三角の部分を出して水面を移動していたのを見てヨットの帆を思いついたとの説もあります

今の呼び名は、ジェリーフィッシュです

にわとりの図譜

  • 2011.07.17 Sunday
  • 11:33


ニワトリの絵は、なぜか欧米の子供部屋の壁によくあります

かわいらしさからでしょうか?
こちらは、すべて日本種のニワトリです
プレゼントのいかがですか?

商品の詳細ページはこちらですURLnext

不思議の国のアリス 13

  • 2011.07.16 Saturday
  • 09:26

















ロンドン、ジュヴェナイル・プロダクションから1930年代に刊行されたまぼろしの絵本です

製作されたのは、第二次世界大戦前です

戦争中のこのシリーズは、薄い表紙にホチキスどめといった簡素なものでした

このシリーズの作家は、ルイス・キャロルではなく他の作家の書きなおし版のストーリーです、が作家は不明です

おなじシリーズでは、イラストレーターがナッシュという名前が入ってものなどがありますが、この巻の画風は全く違い氏名などの記載は、一切ありません

当時の生活感が伝わる絵本です

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