モラルズ・フォー・ザ・ヤング 29

  • 2013.01.31 Thursday
  • 08:31



MORALS for the YOUNG BY MARCUS BY William John Locke

『マーカスによる若者のための倫理 - モラル』

ウィリアム・ジョン・ロック著

ジョージ・モロー画

1915年ロンドン刊行




第二十九話







??
Mary had a little tiger,

She took him out to tea.

He quite enjoyed the General's wife,

But spat out the A.D.C.


(メリーは、インドに来ています)
12
メリーは小さなトラを飼っていました

 そのトラをお茶に連れ出しました

トラは軍の大将の奥さまを美味しく食しました

 でも、もっと上の位(元帥)の人を食べたら吐き出してしまいました

モラルズ・フォー・ザ・ヤング 28

  • 2013.01.30 Wednesday
  • 08:43



MORALS for the YOUNG BY MARCUS BY William John Locke

『マーカスによる若者のための倫理 - モラル』

ウィリアム・ジョン・ロック著

ジョージ・モロー画

1915年ロンドン刊行




第二十八話





??
Mary had a little pig,

She fed it on new-mown hay,

But soon, in the odour of sanctity,

Its soul did pass away.


11
メリーは小さな豚を飼っていました

 その豚に刈りたての草をあげました

でも、すぐに神聖すぎた香りで

 魂が抜けていきました




(new-mown hay とは、キリストが誕生した時にベットがなかったので聖母マリアが刈りたての草にキリストを寝かしました)

キリスト教にまつわるギャグでした

モラルズ・フォー・ザ・ヤング 27

  • 2013.01.29 Tuesday
  • 08:58



MORALS for the YOUNG BY MARCUS BY William John Locke

『マーカスによる若者のための倫理 - モラル』

ウィリアム・ジョン・ロック著

ジョージ・モロー画

1915年ロンドン刊行




第二十七話





?
Mary had a little cat,

She left it in a drawer,

And when she looked for it she found

Half a dozen more.


10
メリーは小さなネコを飼っていました

 彼女はネコを引き出しの中に置き去りにしておきました

ネコをこそで見つけたときには

12匹にもなっていました

モラルズ・フォー・ザ・ヤング 26

  • 2013.01.28 Monday
  • 08:18



MORALS for the YOUNG BY MARCUS BY William John Locke

『マーカスによる若者のための倫理 - モラル』

ウィリアム・ジョン・ロック著

ジョージ・モロー画

1915年ロンドン刊行




第二十六話





?
Mary had a crocodile

That ate a child a day;

But interfering people came

And took her pet away.


メリーはワニを飼っていました

 そのワニは一日一人の子供を食べていました

でもじゃまする人々がやってきて

 彼女からペットを取り上げてしまいました


モラルズ・フォー・ザ・ヤング 25

  • 2013.01.27 Sunday
  • 08:49



MORALS for the YOUNG BY MARCUS BY William John Locke

『マーカスによる若者のための倫理 - モラル』

ウィリアム・ジョン・ロック著

ジョージ・モロー画

1915年ロンドン刊行




第二十五話





?
Mary had a littel fork,

And, when she was at home,

Wuth her economic instinct

She used it as a comb.


メリーは小さなフォークを持っていました

 家にいる時は、

彼女の節約術で

 クシとして使っていました

モラルズ・フォー・ザ・ヤング 24

  • 2013.01.26 Saturday
  • 09:08



MORALS for the YOUNG BY MARCUS BY William John Locke

『マーカスによる若者のための倫理 - モラル』

ウィリアム・ジョン・ロック著

ジョージ・モロー画

1915年ロンドン刊行




第二十四話





?
Mary had a kangaroo,

But I don't know what induced her

To make him sleep among the hens

And become a Kangarooster.


メリーは、カンガルーを飼っていました

 でもどうしてかは分かりませんが

カンガルーを雌鶏と一緒に寝かせていました

 そしたら、カンガルースターになっちゃった



(カンガルーのルーにかけて ルースター = 雌鶏)
英語のダジャレです


モラルズ・フォー・ザ・ヤング 23

  • 2013.01.25 Friday
  • 09:02



MORALS for the YOUNG BY MARCUS BY William John Locke

『マーカスによる若者のための倫理 - モラル』

ウィリアム・ジョン・ロック著

ジョージ・モロー画

1915年ロンドン刊行




第二十三話





?
Mary had a little grouse

That quite refused to fly.

I think it realised that it

Was reasonably high.



メリーは小さなライチョウを飼っていました

 そのライチョウはひじょうに飛ぶのをいやがりました

私はこのライチョウが

 十分熟成し(少し腐り気味)している頃だと思います




(このライチョウ = grouseは、狩りの獲物、食用)
(highは、臭いの意味 死後死体が臭っている)


皆様、ごめんなさい〜
先程の訳は完全に間違っていました〜
よく読むと実は残酷な内容でした!!

モラルズ・フォー・ザ・ヤング 22

  • 2013.01.24 Thursday
  • 08:44



MORALS for the YOUNG BY MARCUS BY William John Locke

『マーカスによる若者のための倫理 - モラル』

ウィリアム・ジョン・ロック著

ジョージ・モロー画

1915年ロンドン刊行




第二十二話





?
Mary had a little bee

Whose attitude was funny;

It thought it came into thorld

To be supplied with honey!



メリーは、小さなハチを飼っていました

そのハチの態度はちょっとへんでした

なんと、このハチは自分がこの世に生まれてきたのは

ハチミツをもらうためだと思っていたのです!

鳥の卵の図譜

  • 2013.01.23 Wednesday
  • 08:36








『英国の鳥の巣と卵』

"A MATURAL HISTORY OF THE NESTS AND EGGS"
F. O. Morris
フランシス・オーペン・モリス著
1864年ロンドン刊行

多色木版画手彩色補助 版画は、ベンジャミン・フォーセット
手彩色は、彩色画家のフォーセット夫人


春のイースターにむけて壁に飾ってはいかがですか?

ベッドルームなどに飾ると落ち着いた癒しの空間になります〜

商品詳細ページはこちらですnextURL

モラルズ・フォー・ザ・ヤング 21

  • 2013.01.22 Tuesday
  • 08:29



MORALS for the YOUNG BY MARCUS BY William John Locke

『マーカスによる若者のための倫理 - モラル』

ウィリアム・ジョン・ロック著

ジョージ・モロー画

1915年ロンドン刊行




第二十一話





?
Mary had a little parrot

Who spoke so stange a lingo,

That Mary's little snow - white stork

Turned into a flamingo.



メリーは小さなインコを飼っていました

そのインコが、へんな言葉をしゃべったら

メリーの飼うツルがフラミンゴになっちゃいました

(白いツルがはずかしい言葉を聞いて、顔を赤くしたので)




モラルズ・フォー・ザ・ヤング 20

  • 2013.01.21 Monday
  • 08:37



MORALS for the YOUNG BY MARCUS BY William John Locke

『マーカスによる若者のための倫理 - モラル』

ウィリアム・ジョン・ロック著

ジョージ・モロー画

1915年ロンドン刊行




第二十話






?

Mary had a little sausage,

She left it in the dark:

And when she passed the room she heard

The lonely sausage bark !



メリーは小さなソーセージを持っていました

暗がりにそのソーセージを置いておきました

その部屋を通りすぎた時、

さみしがり屋のソーセージが吠えたのです!


(ソーセージ・ドッグ = ダックスフントの意味です)

大人の絵本

  • 2013.01.20 Sunday
  • 09:29




今日は、2冊の大人の絵本のご紹介です

現在、ブログでも翻訳してご紹介中の本、

"MORALS for the YOUNG BY MARCUS"
BY William John Locke

『マーカスによる若者のための倫理 - モラル』

ウィリアム・ジョン・ロック著

ジョージ・モロー画

1915年ロンドン刊行


と同じジョージ・モロー画による

『オッド・クリーチャーズ - 奇妙な生き物』

キャプテン・ケンダル著
1915年ロンドン刊行


どちらもイギリスの皮肉たっぷりのユーモア本です


商品詳細ページはこちらですnextURL

ヴィクトリアンなボタニカルアート

  • 2013.01.19 Saturday
  • 09:07


"ILLUSTRATIONS OF THE NATURAL ORDERS OF PLANTS"
1868年 ロンドン刊行
クロモリトグラフ(多色石版画)

エリザベス・トワイニング画の植物画です

ヴィクトリア調でアンティークな花束のような構図が魅力です





Elizabeth Twining
エリザベス・トワイニング

トワイニング紅茶メーカーの一族
(リチャード・トワイニングと妻エリザベス・メアリー・スマイシーズの9人の子供達のうちの1人)
1805年生まれ
ロンドンの裕福層の住む地域で育ち上流階級の教育の一貫として芸術とスケッチを学びました

ウィリアム・カーティス『ボタニカル・マガジン』などの影響を受けて、エリザベスは植物を描き始めました
父の後援により有名な博物館での展示を行いました

トウィッケナムにあったトワイニング一族の家、ダイヤル・ハウスに住んでいました
その後、ダイヤル・ハウスは1889年の彼女の死後は、彼女の意志によって、ダイアル・ハウスは牧師の住居としてトウィッケナムの人々に寄贈されました
大部分の彼女のオリジナル原画は、現在大英博物館のコレクションの一部になっています





商品詳細ページはこちらですnextURL

モラルズ・フォー・ザ・ヤング 19

  • 2013.01.18 Friday
  • 08:43



MORALS for the YOUNG BY MARCUS BY William John Locke

『マーカスによる若者のための倫理 - モラル』

ウィリアム・ジョン・ロック著

ジョージ・モロー画

1915年ロンドン刊行




第十九話





?

Mary had a little camel,

She tauht the beast to jump;

She set him at a barbed - wire fence ---

And then he got the hump!



メリーは、小さなラクダを飼っていました

この猛獣にジャンプを教え込みました

トゲトゲつきの鉄の柵を設置して・・・・

そしたら、ラクダにコブができました!



(コブができるの意味と同時に、ラクダが怒ったと意味もあるダジャレです)

モラルズ・フォー・ザ・ヤング 18

  • 2013.01.17 Thursday
  • 09:05



MORALS for the YOUNG BY MARCUS BY William John Locke

『マーカスによる若者のための倫理 - モラル』

ウィリアム・ジョン・ロック著

ジョージ・モロー画

1915年ロンドン刊行




第十八話






I

Mary had a little cake,

She left it in the sun,

But, when she came for it, she found

A very hot, coss bun.



メリーは、小さなケーキを持っていました

それを、太陽の下に置き去りにしておきました

でも、戻ってみると

そのケーキは、とっても暑くなって
怒り狂っていました


(ホットクロスバンとは、イギリスのイースター(キリストの死後3日目の復活祭)の時期に食べる十字架模様のパン、同時にホットクロスには、とっても怒る意味もあります - 英語のダジャレです)







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