博物画図譜から

  • 2013.06.30 Sunday
  • 09:07



Oops! Misguided perfumer trying to extract musk from a musk deer by stabbing it with a knife.




おっと!

香水調合者が、ジャコウジカ(麝香鹿、musk deer)にナイフを刺してムスクを引き抜こうとしています

この誤った情報でジャコウジカが乱獲され絶滅の危機にさらされたのです







ムスクとは・・・・

ムスクはジャコウジカの睾丸から採取されるというウソの伝説がありました
ムスクは人で言えば皮脂みたいなモノで、その特殊な皮脂を分泌する香嚢(musk gland)という器官がおヘソの下あたりにありそこでムスクが生成されます

「Musk」は、もともとサンスクリット語で「睾丸」を意味する言葉だったことが、ムスクの睾丸伝説の発生原因と思われます

本物のムスクは高価というだけでなく、ムスクを輸入することはワシントン条約で禁止されています

また、香料を採取するためだけに動物を傷つけることは世界的に非常識になりつつあり、本物のムスクを使用したい香水メーカーは今時存在しないことがその理由です

現在では、合成100%のムスク香料が本物のムスクの代替品とされているそうです


博物画図譜から

  • 2013.06.29 Saturday
  • 08:50




Cupid chilling in a myrtle bush from Grandville's Flowers Personified, 1847.



1847年パリ刊行J・J・グランビル著「花の擬人化 - Flowers Personified」から


ギンバイカ(銀梅花)の茂みのしたでくつろぐキューピッドです

博物画図譜から

  • 2013.06.28 Friday
  • 08:59




The big-nosed proboscis monkey, one of the animals adopted by the Ugly Animals Preservation Society.


大きい鼻のテングザルです

現在、アグリーアニマルプレザベーションソサイエティ
(Ugly Animals Preservation Society)
に登録されている動物の1種です



Ugly Animals Preservation Society.

とは、絶滅の危機になる動物保護団体
とくに保護しているのは、パンダなどの愛される人気のある動物でなく醜い動物達


HPはこちらです


窓の下

  • 2013.06.27 Thursday
  • 08:33


『UNDER THE WINDOW - 窓の下』




ケイト・グリーナウェイ画

1890年代 初版 ロンドン刊行

多色木版画入り

エドマンド・エヴァンス社刊行









弱い風が、丘の上にふいています

弱い風が、たいらなところにむかってふいています

弱い風が、太陽にむかってふいています

弱い風が、雨雲をふきとばしています




窓の下

  • 2013.06.26 Wednesday
  • 10:01


『UNDER THE WINDOW - 窓の下』




ケイト・グリーナウェイ画

1890年代 初版 ロンドン刊行

多色木版画入り

エドマンド・エヴァンス社刊行








マージェリーブラウンが丘の一番高いところにいます

なぜ、立ちつづけているの、じっとして?

あぁ、ロンドンの町を見渡しているのよ

下に下って、馬に乗る男達をみようかしら?



マージェリーブラウンが丘の一番高いところにいます

なぜ、立ちつづけているの、じっと耳をこらして?

あぁ、ロンドンの鐘の音を聞いているのよ

そして、ロンドンの男たちのしゃべり声とメイデンの歌が聞こえるのです



マージェリーブラウンが丘の一番高いところにいます

なぜ、立ちつづけているの、じっと何を待っているの?

あぁ、騎士がそこまできているの、でも下には下れない

ロンドンの町からへんな音をした鐘の音が聞こえるから




窓の下

  • 2013.06.25 Tuesday
  • 08:49


『UNDER THE WINDOW - 窓の下』




ケイト・グリーナウェイ画

1890年代 初版 ロンドン刊行

多色木版画入り

エドマンド・エヴァンス社刊行






小さなファニーは、帽子をかぶっています

彼女のおばあ様のようにです


トミーのフープは
(なぜだか!)

ファニーから与えられたものです

窓の下

  • 2013.06.24 Monday
  • 08:43


『UNDER THE WINDOW - 窓の下』




ケイト・グリーナウェイ画

1890年代 初版 ロンドン刊行

多色木版画入り

エドマンド・エヴァンス社刊行








3人のオールドミス(タビーズ ネコの意味でもあります)
が、自分のネコを伴って

お茶にやってきました

よい乙女たちはとってもお行儀よくしています

それぞれのイスの横にすわり

ミルクをみゃーみゃー言いながら、少しづつすすり、喉をごろごろさせています

じゃあ答えなさい(ネコが見てるから)

この3匹ネコたちの人生は何匹でしょうか?
(英語でネコは、高いところから落ちてもなかなか死なないので9つの人生(ネコ生?)を持つと言う)





窓の下

  • 2013.06.23 Sunday
  • 11:42


『UNDER THE WINDOW - 窓の下』




ケイト・グリーナウェイ画

1890年代 初版 ロンドン刊行

多色木版画入り

エドマンド・エヴァンス社刊行









ごらん、
メリー・フィリップスを
その姿は、ちいさなメイドさんだこと
ベリンダをお茶にご招待したようです

彼女の小さな素敵なお庭、木々で木陰を作っています
なんて心地のよい場所ではありませんか?

プラムがたくさん入ったケーキもあります、
イチゴもいっぱいあります

草の上にテーブルがセットされています

全部デイジーと草でできているカーペットが大好きです

きれいな光景ではないですか?

ブラックバード(クロウタドリ)が(そうなんです、ブラックバードは暖かい気候を楽しむのです)
が高い木から木へ飛びまわっています

彼は2羽の鳥がお互いにお話ししているのを見ているのです
ブラックバードは、とっても陽気です!




窓の下

  • 2013.06.22 Saturday
  • 08:31


『UNDER THE WINDOW - 窓の下』




ケイト・グリーナウェイ画

1890年代 初版 ロンドン刊行

多色木版画入り

エドマンド・エヴァンス社刊行









私の小さな妻になってくれますか、

ともしも、あなたにお願したら?

はい!

私は、あなたに日曜日用のワンピース(教会のミサ用の一番素敵な)を買ってあげます

素敵な傘も一緒に差し上げます


小さな帽子もあげます

長く白い羽つきのです

手袋とサンダルもです


そしてあなたは、小さな家も差し上げます

たくさんのハチが住み

小さな牛が住み、大き目の犬も

そしてグリーン・セージ入りのチーズも差し上げます

窓の下

  • 2013.06.21 Friday
  • 16:36
『UNDER THE WINDOW - 窓の下』




ケイト・グリーナウェイ画

1890年代 初版 ロンドン刊行

多色木版画入り

エドマンド・エヴァンス社刊行


HPでも商品のご紹介している永遠の人気の本ですが、

いったいどんな内容ですか??
とのご質問が多くあります・・・


そこで

毎日、少しづつご紹介していきます

寝る前にお読みになってもいいし〜

ヴィクトリア時代の幼児期を思い出して???

どうぞ癒されてください〜

おたのしみに〜











13ページ


窓の下とは、私のお庭のことです

そこは、甘い香りのかわいいお花達が育っています

セイヨウナシの木には、ロビン(ヒタキ科ツグミ亜科の鳥)が住んでいます

私の知っているなかで一番良い鳥です


朝、遅れないように外をのぞきます

でも一番先にお花が起きています

そして、ロビンに話しかけます

たぶん、彼も対話しますよ  - もし彼に勇気があるのなら





お店の本 - 最終ページ

  • 2013.06.20 Thursday
  • 09:00
『THE BOOK OF SHOPS - お店の本』 




様々なお店を絵と詩で紹介している絵本です


1899年初版 ロンドン刊行 E・V・ルーカス著
フランシス・D・ベッドフォード画

画家 フランシス・ドンキン・ベッドフォード




いよいよ最終ページとなりました・・・・





もうお店も閉店時間です・・・・

そろそろ寝る時間ですよ〜









いろいろなお店が登場しました
印象に残ったお店はありましたでしょうか?




ご紹介の本は、イラストページに抜けはありませんが、タイトルページがなくなっています
子供向けの本は、良い状態で残っているものが少なくこちらの本は、市場でもかなり高値がついていますが、そのような理由から格安でHPに掲載しました


お店好きなお子様へ

プレゼントにいかがでしょう


ご購入はこちらから〜

商品ページはこちらですnextURL


お店の本 - フェアー

  • 2013.06.19 Wednesday
  • 09:46
『THE BOOK OF SHOPS - お店の本』 




様々なお店を絵と詩で紹介している絵本です


1899年初版 ロンドン刊行 E・V・ルーカス著
フランシス・D・ベッドフォード画

画家 フランシス・ドンキン・ベッドフォード



フェアー
FAIR
(催し)

馬が道沿い歩いています

かわいそうに、ハエがとんでいます

休みなしのしっぽとぱらぱらのタテガミ

そしてかまん強くしています、目をきょろきょろさせながら


ジプシーの男の人を来ます

手をたたきながら叫んでいます

ドアのあけっぱなしのキャラバンで

子供達は覗いています


メリーゴーランドがあります

ココアナッツなげのテント

全部の大好きなものがそろったフェアーです

最高のイベント


夜明けから夜まで、移動できる自動式のオルガンが元気なくヒーヒー聞こえます


町のいたることろでオルガンが聞こえます

このオルガンの曲は、みんなが知っているなじみの曲です


ロール、ボール、オア ピッチ!(ココナッツ投げのセリフ、投げ方)

ココナツミルクたっぷりですよ!(新鮮です)

がっちりしたジプシーが叫んでいます
ライフルズ スナップ(銃声)もあります
スィンガーズクリーム(叫び声)もあります

でもオルガンの音の方が大きいです







お店の本 - よろずやさん

  • 2013.06.18 Tuesday
  • 21:57
『THE BOOK OF SHOPS - お店の本』 




様々なお店を絵と詩で紹介している絵本です


1899年初版 ロンドン刊行 E・V・ルーカス著
フランシス・D・ベッドフォード画

画家 フランシス・ドンキン・ベッドフォード






よろずやさん
ヴィレッジ・ストアー

町には、全部違うものを扱う、異なったお店があります

でも、静かで小さな田舎には、ひとつだけしかお店が見あたりません

そして、あらまあ、なんというごちゃませでしょう!

コーディロイのズボンやビスケットや針、

マザワッテエー(古い紅茶のブランド)、

新型ボンネット(婦人・小児用の帽子)やランプまで、

シャベルや時計のチェーン、モモの缶詰、

そして讃美歌集、タイツや切手も


歯痛どめの薬やタバコ、パン、

クォーターのオートミールやねずみとり、バケツまでも


ボタンやサポリオ、ブルズアイやボールも

色つきのハンカチーフや鉄砲玉、くま手

花火やバター、トマトやショールもあります

通信販売カタログや養蜂箱やケーキまでも

そこの噂話は、最後にはとっても誇張されます


綿更紗やベーコンやチーズの永遠にしみついた中は、

お客様のくつろぎの場でもありのです



お店の本 - 行商

  • 2013.06.17 Monday
  • 08:41
『THE BOOK OF SHOPS - お店の本』 




様々なお店を絵と詩で紹介している絵本です


1899年初版 ロンドン刊行 E・V・ルーカス著
フランシス・D・ベッドフォード画

画家 フランシス・ドンキン・ベッドフォード





カーブストーン・マーチャンツ
おもちゃの行商


化石や卵、シダなどをコレクションする人々が時々います

コインや切手や蝶ちょなども

他のものと交換しながら


でもおじさんが集めているのは、道端で

販売


彼のペニートイ(安売りおもちゃ)

人混みが多くなっているところなら、どこでも

一日中立って行商します

ノベルティー(目あたらい、おもしろいもの)というジャンルを揃えたの

トレイにのって首からつるされている商品です


おじさんは、彼のビジネスバックを持ち出し

だれからも買い取るのです

その中の、いったんは動いていた走るねずみは、どうやっても

動かなくなってしましました



お店の本 - マーケット

  • 2013.06.16 Sunday
  • 10:15
『THE BOOK OF SHOPS - お店の本』 




様々なお店を絵と詩で紹介している絵本です


1899年初版 ロンドン刊行 E・V・ルーカス著
フランシス・D・ベッドフォード画

画家 フランシス・ドンキン・ベッドフォード





マーケット

わぁーい!わぁーい! 今日は、マーケットの日!

遊んでいるより、見に行こう

どこを歩いていたにせよ、

道では、怖ーいものに出会えるよ

その男達は、とっても手を振って叫んでいます

その雄牛達は、助けてはくれないよ、でも

かわいそうな弱いやつには、雄牛がいつでもあくびしています

そこが曲がり角だと教えてくれます

小さな羊達は、

海辺で波のようになって犬かきしているようにたくさん来ます

農家の人々は、2〜3人で集まって

パンやチーズを食べながら噂話をしています

自分の作ったものを見せ合いながら

そして雨が降ったとか、文句を言っています

農家の妻達は、赤い顔で痩せ型です

カートから中に下って、そして服地屋のドアで消えます、そして4時まで決して再び現れません
(仕事をさぼっている)

マーケットの場所は、露天だらけです

ジンジャーブレッドやブランデーボールなどもあります

絶対に必要のないものも

カリコ(厚い綿生地)やトラックスや種など

後ろでは、牛がモーといい

羊はバー、バーと雌鶏も鳴いています

ある人が言います、

きみがどこにいようとも、

そこはじゃまだよ!
(仕事場だから遊んでいてはいけないよ)





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